1964-04-22 第46回国会 衆議院 社会労働委員会 第36号
○安福説明員 この精神病質あるいは精神薄弱、これらの総数でございますが、いまわれわれが持っております資料によりますと、精神病の人々は約五十七万人程度、それから精神薄弱の方々が約四十万人程度、それからその他——もちろん精神病質というような方々をどの程度までということで、いま滝井先生が言われましたように、ものの見方によりましては相当の差が出てまいろうと思いますが、一応厚生省で精神障害者として調査をしました
○安福説明員 この精神病質あるいは精神薄弱、これらの総数でございますが、いまわれわれが持っております資料によりますと、精神病の人々は約五十七万人程度、それから精神薄弱の方々が約四十万人程度、それからその他——もちろん精神病質というような方々をどの程度までということで、いま滝井先生が言われましたように、ものの見方によりましては相当の差が出てまいろうと思いますが、一応厚生省で精神障害者として調査をしました
○安福説明員 結核性につきましては、福祉年金の該当いたします数は、一級、これは福祉年金のほうでございますが、約二万一千名程度と考えております。もちろん、一級に該当いたします結核患者はそのほかにも相当あるわけでございますが、厚生年金なりあるいは他の年金制度等にもかかっておるものもございますし、あるいは所得制限等で該当しない人もございますので、そういうものをそれぞれ除きますと二万一千名程度であると思います
○安福説明員 いろいろ診断する病状によりまして差があると思いますが、大体、過去の例によりますと五百円程度の診断料が要っておるようでございます。
○説明員(安福信雄君) これは生活保護法を受けておられる方と、被害を受けられた方と一緒に入つておりますけれども、被害を受けられた方々の分は別に示してございます。相当被害程度の高い方々に対しましては、その大部分は買上げができますように梓を定めてございますので、佐賀県の例等につきましても、その佐賀県下の遺族の方は相当ございますけれども、遺族国債を持つておられて被害を受けられた方は、大体今お話がございました
○説明員(安福信雄君) 大体のところでお話申上げます。山口県が四千五百万円、それから福岡県が七千八百万円、佐賀が二千四百万円、長崎が四千五百万円、熊本が九千五百万円、大分が三千二百万円、和歌山は只今申上げました通り九千二百二十五万円になります。これは水害で被害を受けた方々のみならず、水害を受けていない方々で保護を受けておる方々の遺族が持つていられる国庫債券を買上げる分も入つていますから、必ずしも被害状態
○説明員(安福信雄君) 災害地に対しましては、只今お話がありました通り、九州各県に対しましては約三億二千万円、それから和歌山県に対しましては九千二百二十五万円の買上げのなにを用意いたしたのでございますが、これは目下買上げ中でございまして、現在如何ほど買上げが実施になつているか報告が来ておりませんので、今のところ詳細わかつておりません。
○説明員(安福信雄君) その点はここに引揚者住宅で昭和二十一年頃に造りましたのがこれは実数でございますが、大体四万世帶ございます。そのうちで私のほうで疎開する必要があると感じておりますのは、疎開と申しまするのは先ほど申しましたような内容でございますが、約一万六千世帶ぐらいあろうというので、その約一万六千世帶の家を今建てつつあるわけでございます。その引揚者が納得しておるかどうかという問題は一万六千世帶
○説明員(安福信雄君) 只今の、或いは私の説明が足りなかつたかと存じますが、兵舎とか、工員宿舎等に住んでおります者で非常に環境の惡いものは現に順次建直しておるのでございます。それが建直して新らしく建ちました住宅の規模とか構造ということについても、もう非常に規模が小さいとか或いは構造がお粗末だというような点もあろうかと思いますが、これはまあ建設省の住宅政策とも関連性のあることでございまして、引揚者住宅
○説明員(安福信雄君) お答え申します。引揚者住宅国営で云々というお話がございましたが、これは国営でございませんで、やはり都道府県に補助をいたしまして、都道府県なり市町村が設置主体になつて造つておりますので、これは公営住宅とやり方は殆んど同様でございます。それから緊急措置令で、その措置令に該当しておる住宅に住んでおる人は優先的に入居の機会が得られる。然るにもかかわらず引揚者住宅は非常にぼろな住宅におるので
○説明員(安福信雄君) 厚生省といたしましても厚生省の重要事項の一つといたしまして大蔵省に強く要求いたしております。それから大蔵省がこの予算を認めるか認めないかの最終的段階に到達しているかどうかという御質問でありますが、先ほど御説明いたしました通り、補正予算とは別個に切離して考えるという見解のようでございますので、最終的段階に到達している時期ではないと思いますけれども、併し予算の交渉については相当今後厚生省
○説明員(安福信雄君) この予算の流用は委員の者さん方すでに御承知の通り、予算総則で行政部に委任されておる事項でございますので、まあ式形的に申しますと、大蔵大臣が承認すればよいことになつておりますので、今度の補正予算を機としてやらなくてもいいのではないかというお考えが大蔵省にあるだろうと思います。かたがた只今申しました通り、引揚者の予算を流用いたします前提に立つと、帰つて来るであろう人々の数字の問題
○説明員(安福信雄君) それでは只今委員長から申されました点について御説明申上げます。 すでに委員の皆さん方御承知の通り大蔵省から昨日予算の内示がございました。この住宅に関します予算の内示を御説明申上げますと、引揚援護庁の経費は本年度約十五万人の人々が外地からお帰りになるであろうということを想定いたしまして予算を組んでおりますが、現在の実情といたしましては、十五万人という人はお帰りにならんであろうことは
○安福説明員 御説の通り、行政が二途にわかれますと、利便もあろうと思いますが、その反面いろいろ欠陷といいますか、支障等もあろうと思います。住宅行政の所管がただいまは建設省に相なつておりますし、一方厚生省といたしまして主張すべきことは、そういう家の家賃を幾らにするか、あるいはだれを入れるか、入れた後の管理をどうするかということが厚生行政に非常に欠くべからざる部面でございますので、その点の部面だけは厚生省
○安福説明員 本年度まで実施いたしました引揚者住宅は、事務は全部引揚援護庁で專管いたしております。建設省と関係を持たずにやつております。予算の成立から入居者の選定に至るまで、厚生省ないしは厚生省の系統である府県の民生部を通じてやつております。簡明に申しますと、建設省とは全然関係のない行政のルートでやつております。ただし先ほど申した、来年度から実施いたします庶民住宅の方は、いわゆる厚生住宅につきましては
○安福説明員 ただいま御質問のございました本年度における引揚げ住宅の建設ないしは補修状況についてまず御説明申します。 御承知の通り、引揚者住宅の問題には二つの問題がございます。一つは、引揚げて来られましていまだ住居を得ておらない方々に対する対策と、過去におきまして帰られた方々に、一応その当時の情勢でやむを得ず兵舎等にお入り願つておる、その住宅が非常にいたんでおりますので、これに対する措置と、この二
○安福説明員 華陽莊につきましては、すでに昨年度においても、相当の補修をやつたのであります。この華陽莊が他の引揚者の集団住宅と比較して、特に悪いという実情にはないという報告も来ております。大体それは相対的な問題でありまして、住宅としては不適格なものであるということは、私ども認識をいたしております。それで本年度におきましても、さらに補修の追加ができましたらという考えで、予算的措置も関係方面と交渉をいたしておりますが
○安福説明員 岐阜県の華陽莊についてでありますが、御承知の通り、本寮は引揚者が大分住んでおりまして、設備も非常にいたんでおることは、事実でございます。視察員を派遣して再調査せよというお申出でございますが、引揚援護庁といたしましては、單に岐阜県の華陽莊のみならず、各都道府県と協力いたしまして、引揚者寮の全国的な調査を、ただいま進めております。中には衛生上、あるいは保安上、非常に有害なものもありますから
○安福説明員 御請願の四六二号に関してでございますが、帰郷旅費の増額につきましては、昨年の十二月から、従来一千円でありましたものを一千円ないし三千円に増額いたしたのであります。 それから越冬被服等につきましては、これは一般の生活保護制度等で、引揚者の中で保護を要する状態にあるような方々に対しては、その施策が講ぜられておるのでありますが、引揚者として特に特殊性の強い一般邦人につきましては、応急家財といたしまして
○説明員(安福信雄君) 只今までに貸付けております金額が本年の二月末で二十一億数千万円になつております。勿論貸付を予定しておる金額は二十三億余りでございますが、一番新らしい統計で見ますと、二十一億でございまして、現在の恐らく貸付金額というのはその予定いたしております二十三億に達しておるだろうと想像されております。その二十三億のうちで還つて來ております金額は概ね概算いたしまして二億四五千万円になつております
○説明員(安福信雄君) 先程も申しましたように、本年度の貸付目標は五億予定しておりますが、そのうち二億は償還金を以て充てるということでございますが、この二億が当初予定しております額より減少いたしますと、結果的に五億の貸付ができないということになります。それで政府におきましても関係者等の御協力を願いまして、是非ともこの二億乃至は二億以上の償還が確保できますようにあらゆる手段、適当な方法を講じたいと存じております
○説明員(安福信雄君) 只今の問題につきまして、簡單に御説明申上げたいと思います。御承知の通り、今年度の生業資金の貸付目標額は一應五億といたしております。そのうち財政支出が三億、それから既往貸付の生業資金の償還されましたものを運轉する額が二億ということになつておるのでございます。勿論この五億の資金計画につきましては、只今財務当局と著々折衝中でございますが、厚生省といたしましては、本資金が非常に沢山の
○説明員(安福信雄君) 只今の御質問の点お答弁申上げます。今お話がございました通り、今回の配分につきましては、從來のように、單に引揚者の数でありますとか、或いは從來の目標額でありますとかいうような一律的な割当をいたしませずに、從來までの貸附けの状況なり、或いはいろいろの状況を総合勘案いたしまして、資金が緊急に必要な府縣に対しましては相当額の配分をいたします。それから貸附けの進捗しておらない府縣につきましては
○説明員(安福信雄君) 只今御答弁申しましたように、今明日のうちに各府縣の割振りの金を決めたいと思います。二、三日のうちには当委員会に御提出する選びになろうと思います。
○説明員(安福信雄君) 只今岡元さんからの御質問に対して御答弁申上げます。十二月に入りまして、年末資金等も考えまして早く資金を出すという手配をしているわけでありますということが第一であります。このことにつきましては、十二月の上旬中に府縣に金が届きますように手配しております。目下着々準備を進めております。各府縣の割振りも今明日のうちに確定する段取になろうかと思います。 それから第二番目は、自分としては